こんにちは、工務の瀬戸口です。
前回のブログで、基礎の重要性をお伝えしました。
そもそもですが、建物の安全性を考えた時、建物にどのような
力がかかっているかご存知でしょうか?
台風や突風などの風圧力
地震から生じる突き上げやひねりといった地震力
家具などをいれた建物自体の自重はもちろんですが、雪がふれば
積雪などの積載荷重などがあります。
その総重量は・・・約46.5tにもなります(参考値です)
りんごで有名なニュートンでもおなじみの話ですが、物体は重力により
上から下へと向かいます。
建物にかかる力はどのように伝わっていくのか?・・・
当然、建物の力も上から下に向かいますので
屋根→壁→床→梁→柱→土台→基礎→地盤の順番で伝わります。
でも、家づくりの施工順序は力のかかる逆から作ります!(当然かもしれませんが・・・)
地盤→基礎→土台→軸組み→下地材→仕上材
家づくりは、一番強い部分を最初に作っていきます。これは力の伝達と
逆方向からつくる必要があることが重要だという事です!
しっかりとした基礎工事を行えば、しっかりとした建物を建築することが可能となります。
前回のブログで、基礎工事の重要性を強くお伝えしてたのは、長期にわたって
優良な住宅を長く使えるようにするためなんです!!(建物は長期優良住宅です!)