西村です。今日は良くあるご質問を。

 

将来の事を考えるとコロナの事もあり

建て時かどうかという

ご相談を受けます。

 

絶対に倒産しない会社に勤めていて、

働いている限り家賃補助が出て、

退職までに十分な貯蓄が見込め、

莫大な退職金が出て、退職後の生涯分の

家賃も十分払えるくらい余裕があるなら、

「購入しない」という選択肢をお勧めしますとお話しします。

 

でも、そうでないなら、

住宅ローンを組むことが可能なうちに

無理のない返済計画で住宅ローンを組んで、

住宅を購入すべきだと思います。

 

もちろん、あくまで無理のない返済計画であることが大前提です。

 

住宅ローンはだれでも組めるものではありません。

 

まず、完済までの年齢が決められているため、

だれもが最長の「35年」でローンを組める訳ではありません。

もちろん、返済期間を短くすることもできますが、

当然、月々の支払いは多くなります。

 

健康状態を損なっていて「団体生命信用保険」

に加入できない場合には、そもそも住宅ローンを

組むことが難しくなってしまいますが、

このリスクは年齢を重ねるたびに増していきます。

 

団信に加入しなくてもよい住宅ローンもありますが、

生命保険は自分でほかに探さないといけません。

 

住宅ローンはだれでも組めるものではありません。

 

また、不動産価格が下がってから買おうと考えていても、

いざ買おうと決断したときにご自身のご年収が下がっている

可能性があります。

 

今後は売却時にも同じ価格かそれ以上の価格で売却ができる

という状況は期待できないでしょう。

それでも、気に入った物件に住むことによる満足度は高いものですし、

購入した物件は自分の資産になります。

 

また、自分の身に万一のことが起こっても、

団体生命信用保険に入っていれば支払いは免除され、

残された家族に生活するための家を残すことができます。

 

こうしたことを踏まえ「マイホームは買いたくなったときが買い時」

という言葉があります。

家を買う条件は今がいちばんよくて、これまで述べてきたように、

未来は今より状況がよくなる可能性が少ないかもしれないからです。

 

長くなりすいません。最後に、

コップに水が入っているのは事実です。

 

まだ入っていると考えるのか、

もうあまり入っていないと考えるのか

その時によってどう考えればいいのかは

変わりますが、皆さんは今どう考えますか？

 

ご相談お待ちしております。