こんにちは。ナガトミです。
現場監督が希少な時代に家づくりをどのように管理(監理)していくのか。
工事管理とはなんぞや?
よく最近考えます。
先日の規格住宅本部 イビケン主催の建築プロ集団集結会議にて
工事管理とは大きく8つと教えられました。
・原価管理
・受発注管理
・情報管理
・工程管理
・納材管理
・品質管理
・安全管理
・環境管理
その中で現場でできる工事管理は
・品質管理
・安全管理
・環境管理
この3つしかありません。
この8つの監理業務の中にも細かく作業分類され業務としては膨大な量になります。
そしてこれからの工事管理は論理性と仕組みを両立する必要があるとも教えられました。
必要な論理性とは、工事管理の原理原則(上記の8つ)を正しく理解する。
必要な仕組みとは、「個人」に頼る仕事から「チーム」可視化し会社全体で管理できるように
変える。
現場でできる監督業務。会社でもできるその他の業務。
全てできる方がもちろんいいし、僕は欲張りなのでもう少しやりますが(笑
先々は、業務を分けて専任現場監督制から脱却しないといけない時期が来ると思います。
野球のような一人の監督(責任者)がそれぞれの選手(スタッフ、職方)
に指示を出し動かす時代は終わりました。
これからはサッカーのような監督(責任者)がベンチにいて指示は出すが
選手(スタッフ、職方)がピッチ(現場)の中で考え、全員で攻め全員で守るような
時代です。
そしてこの先は、ラグビーのように監督がピッチに入ることなく一観客としてスタンドから
選手を応援、見守る時代になっていきます。
めまぐるしく情報が飛び交う昨今。
情報や時代の流れをいち早く、そして敏感に。
なおかつ正しい情報をつかめるようにならないといけません。
そのためにはアンテナの張り方も工夫しないといけないかもしれませんね。
ONE TEAM。言葉は簡単ですが非常に深く考えさせられる一言です。