こんにちは、田雑です。

 

最近、時々テレビなどで聞くようになりましたが、

皆さんは「ヘアドネーション」をご存知ですか？

ヘアをドネーションする、直訳すると「髪を寄付する」ということです。

 

その目的については

「頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、

ウィッグを必要としている子供たちに、

医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供すること」

（NPO法人JHD&C　ホームページより引用）

 

私が初めてヘアドネーションを知ったのは、昨年のことでした。

長髪の知人がある日、髪をバッサリ切っていたんです。

彼のトレードマークだったのでビックリ！

ワケを聞いてみると、「ヘアドネーションした」とのこと。

その時に、初めて「髪を寄付する」ことができるということを知りました。

 

知人が仕事で知り合ったお客様のお子様が、ある日ガンで亡くなり、

知人にもとても懐いていたのでとてもショックを受けていました。

病棟での姿は、抗がん剤の副作用で髪は抜け落ち、

ニット帽とマスクを着用していたそうです。

 

髪を寄付しても、その子にはもう会えないのだけど、

そんな子供たちのために何かしてあげたい、と思ったようでした。

 

私の同級生も昨年、乳がんと分かり、乳房を片方無くしました。

手術後の抗がん剤の副作用で、体のあらゆる毛が抜け落ち、

それでも気丈に振舞っていた彼女の姿は、こちらが生きる力をもらうほどでした。

 

今は再発もなく、日常には特に影響もなく過ごしています。

髪もだんだんと伸びてきていますが、

まだまだ外出時はウィッグがかかせません。

人工毛は安価だけど、すぐからまったり、傷みが激しかったりで

長持ちはしないようです。

 

面倒くさがりの私は、長い髪は手入れも大変なので、

肩くらいまで伸びたら切る、の繰り返しでしたが、

ヘアドネーションのために、髪を伸ばすことを決めました。

今は、肩よりも少し長くなりました♪

 

寄付には３１ｃｍ以上の長さが必要みたいなので道のりは長いですが、

頑張って暑い夏も乗り切りたいと思います！

 

興味のある方は「ヘアドネーション」で検索してみてください。

寄付の仕方や、寄付～レシピエントへ届くまでの流れ、

賛同されているヘアサロンなどが掲載されています♪