こんばんは。ナガトミです。
先月の東京旅行の話。
〜2日目その1〜
遅くまで飲んだにもかかわらず朝早く目覚め先輩との待ち合わせ時間まで余裕があったのでホテルの廻りを散策。
足立区の綾瀬駅近くにホテルをとっていたのですがやはり東京。東京でも都会の方じゃないものの駅周辺はやはり賑わいがあります。
ふと見上げるとイビツな形状の建物発見。見に行かないと。。朝から建築アンテナはバリ3(古)
東京武道館 1989年竣工 設計 六角鬼丈先生
独特なファサードの建物。菱形を組み合わせて積層しバランスよくボリュームを足し無骨な存在感を出していました。
時間が近づいてきたので惜しみつつ先輩宅へ。ぐるっと建物周囲を回りたかったけど。。
料理が得意な先輩。朝からご馳走でした。
朝食を済ませ「東京に行ったらここを見に行く」リストからいくつか前日にみんなでピックアップしており先ずはやはりここから。
東京カテドラル聖マリア大聖堂 1964年竣工 設計 丹下健三先生
ここはどうしても行きたかった場所。写真で見たらわかりづらいのですが外壁が曲線になっていてもちろん大きいのですが実際その場に立つとものすごい迫力。
建物を俯瞰で見たら十字架。にもかかわらず建物の足元は開いているので内部も広く、コンクリート打ちっ放しの内壁はその当時の職人さんの匠の技が見えました。
教会は道に面した部分にエントランスがある場合が多いのですが、東京カテドラル聖マリア大聖堂は道から建物を中心に回遊しエントランスまでたどり着く。鳥居をくぐり参道を歩き心落ち着かせ本堂へ参る日本の神社仏閣の動線様式を取り入れられているようでした。
建物構造は丹下先生の代名詞、HPシェル構造。十字架上部のトップライトから差し込む光は優しく。
内壁に当たったその光は白く幻想的で素材の打ちっ放しコンクリートは力強いにもかかわらず曲線もあり何処と無く官能的。
壁面が折り重なりながらトップライト部分まで登っているので壁足元から見ていると視線が勝手に上がって行くような上昇感覚を覚えました。
あまりの僕のテンションに妻の呆れ度:3/10
つづく