映画の紹介をしたいと思います。映画好きの方、そうでない方も、よかったらご覧ください。
タイトルは「潜水服は蝶の夢を見る」。
ファッション雑誌「ELLE」の編集長の実話をもとにした映画です。突然全身麻痺の状態になり、意思の疎通は、片目のまばたきのみ・・・・、コミュニケーションとリハビリの為、ふたりの看護師がつきっきりとなります。まばたきを使った会話があみだされ、その会話のシーンは、心をうつものがありました。とくに愛人からの電話を主人(この物語の主人公)に取り次ぐ妻とのまばたきを使った会話シーンは、いきをのんで観てしまいます。映像も美しく、大好きな作品の一つとなりました。全身麻痺となった自分を誰が本当に愛し続けてくれるのか・・・主人公の回想シーンや、お見舞いに来る子供達や友人、そして発狂しないためのアドバイスをしに来る男など、印象深い場面が淡々とつづられます。私は、回想シーン(女性とドライブするところ)でなぜなのか 泣いてしまいました。
「潜水服は、蝶の夢を見る」 名作 迷作? です。
雨の降る日は、膝が しくしく・・・。 星野でした。