こんにちは。森永です。
本日は来月2017年1月より、保険料と内容が改正される「地震保険」についてお話したいと思います。
皆さん「地震保険」ってどの損害保険会社も同じって知っていましたか?
これは、国の法律に基づいて政府と損保会社が共同で運営しているからです。
保険料は、所在地と建物によって異なり、各都道府県別の危険度に合わせて分かれており、
建物は柱や梁が鉄骨、コンクリートか木造か、などの建物の構造と耐火基準によります。
また、地震保険は「火災保険」とセットでなければ加入することが出来ません。
現在火災保険のみに加入している人は、あとからでも地震保険を付帯することが出来ます。
前置きが長くなりましたが・・・ここからは、改定内容について書いていきます。
2017年から地震保険料は3回に分けて、都道府県別に段階的に値上げされるようです。
(値下げの都道府県もありますが、全国的に値上げが占めております)
3回値上げ後の最終的な地震保険料の値上げ率の上限は50%となり、
今回の値上げ率は最大で約15%です。
福岡県も値上げの対象で、1月からはマンションなど耐火構造で+4.6%、
木造などの非耐火構造で+7.5%の改定率となります。
また、2016年12月までは、地震保険の損害区分は、全損・半損・一部損の3区分でしたが、
2017年1月以降は、全損・大半損・小半損・一部損の4区分に改定され、
損害区分の細分化により結果的に平均受取額が減少することになりそうです。
全国的に値上がりが予定されている地震保険料ですが、
最長5年までの保険料を一括で支払う場合は長期割引が適用され、
最も保険料負担を軽減できます。
まだ地震保険に加入されていない方も、この機会にぜひご検討されてみてください。
私、森永が相談にのります!(^^)