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こんにちは。森永です。

4月の熊本地震の影響で、今後も加入件数が増えていくと思われる「地震保険」

実は、地震保険は、単体で加入することはできず、必ず火災保険とのセットで契約することが必要となります。

 

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今日は地震保険について、少しお話したいと思います。

 

地震保険は政府と損害保険会社が共同で運営しているので、補償内容や保険料は一律で、

どの保険会社で契約しても差はありません。地震保険の保険金額は火災保険の30〜50%の範囲内までと

決まっていて、上限は建物で5000万円、家財で1000万円と決まっています。

地震保険の保険料は、建物の所在地、築年数、構造、面積によって決まります。

また建物によって様々な割引があり、建築年数や耐震構造・免震構造かどうかによって

最大50%の割引が適用される場合もあります。

 

それでは、地震保険の必要性について考えてみましょう。

まず知っておいていただきたいのが、地震・津波・噴火による損害は、火災保険では補償されません。

ですので、もし地震が起きて火災になった場合は火災保険のみの加入ですと補償が受けられないのです。

 

【地震保険の補償内容】

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次に地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没、流失によって 

保険の対象である建物または家財が損害を受けた場合の保険金の支払いについて説明します。
 
地震保険の補償は「全損」「半損」「一部損」の下の図のように、3パターンのみと決まっています。
 

 

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 ただし、以下のようなものはお支払いができません。

 

(1) 地震等が発生した日の翌日から起算して10日を経過した後に生じた損害※

 

(2) 地震等の際における保険の対象の紛失または盗難によって生じた損害

 

(3) 保険契約者または被保険者(保険の補償を受けられる方)の故意もしくは重大な過失または

 

法令違反によって生じた損害

 

(4) 戦争、内乱などによって生じた損害

 

※地震の発生日から、10日以上経過後に生じた損害は、補償の対象外になるということです。

余震が発生すれば、余震の発生日の翌日から10日後という計算になります。

今回の熊本地震のように、余震が続く場合は、地震保険が適用される期間は長くなります。

ただし、最終的には保険会社の判断となりますので、代理店や保険会社にご相談くださいね。

 

今回の熊本地震では、福岡県にお住まいの弊社のお客様も被害にあわれました。

しかし、地震保険にご加入されておりましたので、保険金を受けることができました。

地震保険は、保険期間の中途でも地震保険の契約は可能ですので、未加入の方はぜひご相談ください。

 

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