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こんにちは、代表の栗山です!

弊社の建築しているFREEQやBinoシリーズの断熱で標準仕様となっているイゾベールスタンダードというグラスウール断熱材。

なぜグラスウールを採用しているのでしょう。

一つは、室内の天井が屋根の勾配に合わせた形状となっている為屋根断熱となっている事。

二つ目は、高い断熱性能のわりには安価である事。ちなみに熱伝導率は0.038W/m・K。

しかし…

大工さんが断熱施工を行うため、残念ながら品質にばらつきがあるのが現状なのです。イメージ的にはただ壁に押し込んでるようなイメージで施工されており、正しい施工がされてないのです。

そのな現状が問題となり吹付け硬質ウレタンフォームです。

この吹付ですが、断熱性能が高い印象を持つ方も多いのですが、熱伝導率は0.036W/m・K とグラスウール断熱材とあまりかわらないのです。但し、正しい施工を行った場合ですけど。

この吹付の良さはなんといっても品質が安定し、機密性能も高くなるといったメリットでしょう。

しかしその反面、グラスウール断熱の約3倍くらいの費用がかかるのです。例えば住宅の外壁160m2に90mmの吹付を行った場合概算55万円くらいの費用がかかってしまうのです。

もちろん、その費用は工事費となりお客様の負担になってしまうのです。

そこで弊社の注文住宅は、施工性、施工品質、安全性、コストを考慮した結果採用に至ったのが

壁断熱はイゾベールスタンダード90mm

屋根断熱は吹付け硬質ウレタンフォーム170mm

屋根断熱はFREEQと違い平天井で仕上げる事が多い注文住宅の場合、厚みも厚く吹く事も出来き注文住宅ならではの複雑形状にも柔軟に対応できる吹付を採用。

そして壁断熱にはあえて施工品質にばらつきがでるグラスウールを採用したのです。

なぜならは、施工に自信があるからなのです

どうでしょう。この断熱材の張り! コンセントや貫通スリーブ廻りには気密テープ処理も施されて、見てても気持ち良いですね。しかし、この大工さんが特別良い仕事をしてるわけでは無いのです。

弊社の現場は全棟このレベルまで品質を確保して次の工程に進めているのです。

建物の二代性能と言われる

耐震性能、断熱性能。

建物はそこに住む人の生命や財産を守る物のはずなのに、年間に15000人を超える人が家の中でヒートショックで亡くなっている現状があるのです。

今日は断熱の事を書きましたが

弊社はお客様の豊かな暮らしを実現する為にはこれらの事は最低限の事だと考えております。

しかし、その最低限の事が出来てないこの業界の悲しい現状があるのが事実でもあります。

そんな業界に一石を投じる事が出来るように力をつけていかなければですね!

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